芸能と宣伝!デザインスキル

芸能

「記事目次」
❶自分の事を知って貰う
❷必要なデザインスキル
❸ホームページやSNSで情報発信
❹事務所のパソコン機材

自分の場合、独立起業し自分の商売を世の中に知って貰わなければ何も始まらない…。25年前はまだインターネットもYoutubeも未発達で資金力の無い貧乏事務所には一番大きな課題だった。

あなたが既に何らかのミュージシャン、タレント、芸人として特に事務所に所属していなければ何らかの形で活動を増やしたり発展させる為には宣伝活動が必須である。

いやいや、私にはそんなお金も無いから何も出来ない…!これは時間に置き換えても同じだ!私にはそんな時間も無いし暇もない!と言う人はお金があっても時間があっても何もしないものだ…。

この言葉は東急電鉄や宝塚を創った小林一三の言葉である。

もしパソコンを持っていなければ自分への投資として購入する事をお勧めする。それらの機材が最低限プリンタも含めてパソコン、モニターがあれば自身でもCANVAなどの無料で使えるプラットフォームを利用してチラシなども作成出来る!簡単に作れるようにいろいろなテンプレートも用意されているのでそれを使えば良いのだ。CANVAアプリのダウンロードはこちら👉Canvaデスクトップアプリ(Windows) – 無料ダウンロード | Canva

とにかくOKプロも宣伝をしなければならない…。事務所のWEBサイトを作るなんて当時は数十万、100万単位だしとても作れる余裕はなかった。何とか自分で作れるようになろうと勉強した。

1冊1万円もするデザイン辞典の様な本も2冊買ったりノウハウ書籍を買って日夜自ら勉強した。

岐阜の古河町の総合会館で津軽三味線を中心に和太鼓、民謡歌謡ショーを企画した事がある。地元の人達に見に来て貰う為に自分でポスターをデザインした.

下はその時に私が作った宣伝ポスターである。

当時は勿論イラストレーターなどの高価なパソコンソフトは持っていなかったので漫画のカットをハサミで切り取り、ワードから文字を印刷してコピーで拡大してぺたぺたと貼り付けそれをコピーして作り上げたものだ。

25年も前に制作したものだが、今こうして見ても決して見劣りしないデザインだと自分では自負している…(笑)キャッチコピーも斬新で良く出来ている。
チラシを見る目の流れは逆Z型の流れのデザインだ。

デザイン学校は出ていないが独学で勉強すればそれなりに出来るものである。

こうして独立起業をすれば宣伝業務が常に付いて回りそのことで頭を悩ます事になる。自社は何が得意でどの様な事がお客様に提供出来るのか?

これは何も会社という形ばかりでなく個人としての芸人、演奏家であっても多くの仕事として演奏依頼を受けるにはいろいろな形で宣伝しなければ仕事はやってこない。現代ではホームページ、Youtube、インスタなどSNSを手軽に活用できる時代だ。

自分のホームページを持っていないとパソコンで検索されても何もヒットしないのは、実はこの世の中にあなたが存在していないのと同じ事なのである!

これは芸能企画と並行して運営しているOKプロデザイン事務所の宣伝パンフである。
https://okpro-design.com
やはり自分自身がデザイン出来る能力を持てば自在に編集作業が直ぐに出来ることは一番の強みである。

昔はブラウン管型の大型モニターを使っていたが現代ではそれでも同じメーカーのEIZOモニターを使用している。サイズは31.5インチの4Kモニターで価格は20万だ。上のモニターは同じく31.5インチあるがIO-DATAでこちらは中古で3万円前後で手に入れた。

一番下は電子ペンでイラストが描けるGAOMONのモニターである。そして左にあるパソコン本体はマウス・コンピュータでHDドライブではなくSSDを使いグラフィックボードもいい物を使っている。

動画や写真を大容量で扱ってもパソコンがフリーズする事はなくなった。価格は¥276.000と高額でデザインワークには十分応えられる性能を持っている…。

ストレスなくちゃんとした仕事をするにはこういった設備投資をしなくては駄目である。昔は性能の低いパソコンを使っていたので年中フリーズしてしまいその度に再起動を繰り返し時間の浪費が多かった。今では電源をいれてから立ち上がるまで1分とかからない!

然し、EIZO(nanao製品)モニターは20万と高額で直ぐには購入できず1年待ってヤフオクで中古のいいのが出たので13万でやっと手に入れたのである。

やはり4Kのモニターはグラフィックデザインには最適でアマゾンで映画も見れるのですっかりテレビは全く見なくなった。

こうしてモニター、パソコン本体合わせて定価ベースでいけば50万円ほどの設備投資であるがお陰で安物のパソコン時代とは違って電源を入れてからものの1分で立ち上がり直ぐに作業が出来る様になる。

何よりも31.5インチのモニターでは広範囲に表示してくれるのでデザインワークには最適だ。

私が習っていたギターの先生のライブポスを私がデザイン制作したものであるがこういったプロモーションにも外注デザイナーに頼まなくても出来るのは大きな力となっている。

私は津軽三味線を始める前はフラメンコギターをやっていたがこのどちらも似た様な独特な物語と音楽を持っている…。次はフラメンコの事について少し語ってみよう。