津軽三味線のプロになる

芸能

一芸を持つことの価値

「記事目次」

❶プロになって得する事
❷アメリカのストリップクラブ
❸英語が出来ればより世界が広がる
❹サンフランシスコで合弁起業パーティー
❺帰国前のアルカトラズ観光とシスコ名物料理

プロになって得する事…。それは海外公演を頼まれた時だ。写真左に写っているのは澤田勝紀君で古くからの三味線仲間だ。アメリカは行った事が無いとの事だったので今回日本から私と一緒に演奏して貰う事になった。これは依頼された日本企業のイベントも前日に無事に終わり特別に1日だけサンフランシスコを一緒に自転車を借りて観光したスナップである。

彼の概略はもともと銀行マンから津軽三味線に転向した経歴を持つ。だから札束を勘定するのは非常にうまい!さすが元銀行マンだ。(笑)

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アメリカへの渡航費用など顎足枕(あごあしまくら)(食事、渡航費、宿泊費など表す業界用語)は全部持ってくれたのでノーギャラでもOKだった。人様のお金で海外旅行が出来るなんてこんなにいい事はない…。芸はその身を助ける!とはまさにこういうことだ。

現地サンフランシスコに到着して6~7人の一行はゴールデンゲートブリッジへ観光に行くとの事だったので自分は橋を見に行っても面白くないのでたった一人サンフランシスコのダウンタウンを散策してみる事にした。

途中、アメリカ映画でもたまにシーンが出てくるストリップクラブがあったので勇気を振り絞って確か20ドルを払って中に入っていった!

無論、店の中で日本人は私ひとりだけだ。ポールダンスを初めて見た。

ストリップクラブ・コンドル
サンフランシスコのダウンタウン

売り子の女の子が飲み物を売りに来たのでビールを頼んだ。丸い小さなテーブルで飲んでいると間もなく別のダンサーの女の子が近寄ってきてプライベートダンスを60ドルでやるのでどうか?と言ってきたのでOKと言って奥の方にカーテンで仕切ってある場所に彼女と移動した。

壁きわに椅子が一つ置いてあり自分はそこに座らされて彼女はトップレスになり目の前で踊って見せるのだ。

ものの10分ほどが過ぎてダンスは終わり店を後にした。今考えるとまだそんなに英語が出来た訳でもないのによくそんな所に入っていけたものだと今更ながら自分でも感心する…(笑)

元来、臆病者だった自分がいくらアメリカ映画が好きだからと言ってまるで映画の中のワンシーンに入り込むとは…芸が出来る!ということは恐ろしいことだ

上記の様な体験も自分は高校時代から英語が好きで数学や歴史は得意でなかったが英語だけは積極的に勉強した。英検3級は合格した事がある。高校生の時に当時まだ横浜本牧に米軍基地がありそこの将校クラブでウェイターのアルバイトをやった事があった。

1982(昭和57)年に本牧にあった米軍住宅は日本に返還された。写真は昔と今の本牧の様子だ。

自分が高校生の時に中学同級生の叔父さんの紹介で将校クラブでウェイターのバイトをする事が出来た。基地内はもうまったくのアメリカ世界そのものだった。だから既に本土へ行く前にアメリカそのものを本牧で経験していたのだ。

良くクラブに食事にきていた女の子でジャッキー・コンウェイと言う名前の娘と少し親しくなった事があった。バイトが終わって彼女と二人でクラブの外を歩きながら話した?!事があった。まるで映画の中のワンシーンである…。とは言えまだ高校生でネイティブ英語が理解出来よう筈がない。

彼女も日本語が出来なかったので思う様にコミュニケーションが取れなかったのが実際だった。夏の日の淡い恋で終わった青春の日々であった。然し自分にはこれもいい経験になった。

2019年頃に10年来のお付き合いをさせて頂いているあるIT企業様からの依頼があった。サンフランシスコにアメリカとの合弁企業を立ち上げる事になりそこで是非とも日本の文化を紹介したいという要望である。西と東が出会う!(West meet East)という企画の一端を任されたのである。

写真はサンフランシスコのパーティー会場でアメリカ人津軽三味線奏者の二人と日本からの二人と津軽三味線を聞いて貰うスペシャルライブだ。

この時、ステージの設営などアメリカのイベント設営会社と私が直接ステージの広さ、マイク、スピーカの位置決めなど英語で指示を出していた。イベント企画のOKプロモーションとしての面目役助と言ったところだった。これからのビジネスは何につけても英語力は必須だ。

脱獄不可能と言われたアルカトラズ。アメリカ旅行の節には是非とも一度行ってみるといい。

あの有名なギャングアルカポネも下の運動場を歩いていたのかと思うとタイムスリップしたような感じだった。この刑務所は1963年に閉鎖された。

写真は実際の刑務所内の運動場と実際の留置場だ。

無事にアルカトラズ観光も終えて夕方はサンフランシスコ名物フィッシャーマンズ・ワーフの名物料理クラムチャウダーを食べた。自分はこれで2度目だったがボリュームがあって忘れられない思い出である。こうして1日だけの観光を終えて翌日帰国する。こういった経験が出来るのも自分のスキルを磨いてきたお陰である。とにかく音楽だけでなくその道をやるからには人様から一目置かれる能力を身につける事だ。それには継続と努力が必要である!

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これがさらにアメリカ、ヨーロッパへと自分が海外に行けるキッカケを作ってくれる事になる。
「空飛ぶ三味線弾き」